ジェンダーレスな自由人 × ブラックtoライム = 境界線を揺らす美しさ

ネオンライムのスパイラルパーマで魅せる中性的ボブウルフ

似合っていた元の黒髪を活かして、中性的な雰囲気を引き立てるカッコ良すぎない・綺麗になりすぎないデザインが、彼の似合わせスタイル。長かった髪は中間部に斜めのブリーチを施し、ブリリアントイエローでカラーリング。どこか昆虫っぽい絶妙に人が持っていない色のセレクトが、ファッションとリンクする。あえて雑にヘアカラーを入れた後は、ヘアカラーのラインに合わせてボブウルフにカット。

バングはワイドに切り込み、顎下レングスに仕上げた。
細くてペタッとしやすい髪質のため、最終的にめざす「毛先がウェーブがかったスタイル」のために、根元からリッジが出るようなスパイラルパーマをかけている。

スタイリングはそのパーマを活かすように根元にエトラスのセミドライリームを塗布。根元にワックスをしっかりつけたいところだが、細い髪質は時間が経つとワックスの重みでスタイルがつぶれてしまうため、ドライな質感のワックスをオススメする。

最近は、ユニセックスにファッションを楽しむメンズも増え、女性的な髪型を提案することも増えている。きれいめに仕上げるよりも、色やカットでムラ感や荒っぽさなど、不完全さを狙ったポイントを作るとメンズにもフィットする。

セミマット肌に繊細ブラウンで整える中性的な強さ

本人が纏う雰囲気に合わせて、メイクも中性的な印象に。透明感のある肌質は整える程度に。地肌よりハーフトーン上をめざしてセミマットな質感に仕上げた。
ベースメイクを施した後は、(チークで)血色感をプラスすることを忘れずに。クリームチークを使うと、じわっと広がる柔らかなテイストが手に入る。眉毛はクリアマスカラで毛流れを整え存在感を引き出し、目尻は締め色で濃いブラウンを。離れた距離感で見ても顔の印象が弱まらず、メンズらしい強さが香る。

ジェンダーレスを体現するモノトーン×崩しスタイル

真っ白や真っ黒などモードなファッションを好む彼には、モノトーンを脱却するスタイルをコーディネート。面積の多いジャケットコートはベージュ。半身にかかる黒いチュールがオリジナリティを引き出している。
今時の子っぽくレディースサイズも着られるボディサイズなので、アイテムはジェンダーレスにセレクト。メンズのゴツいカーゴパンツの上にレディースのスカートを重ねたり、ネクタイはあえて崩して緩く結んだり、「好きなスタイルを自分らしく楽しめばいい」というメッセージがあふれている。